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■同じ業界の株はなぜ同じ動きをするのか?
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【質問】
株の売買を始めて3年の初心者です。
株の価格って上がったり下がったり、
上下しますよね?
それはわかるのですが、
同じ業界の株の値動きがあまりにも
同じなのがよくわからないのです。
日足チャートを見ると、ほとんどが
同じ動きで上がったり下がったりしています。
ある銀行が上がると同じように
A銀行やB銀行も上がるし、その逆もまたしかり...。
これはなぜなのでしょう?
機関投資家が銀行株を一気に
買ったり売ったりしているのでしょうか?
不思議で仕方がありません。
【回答】
大きく分けて3つの理由があると考えます。
■第1の理由
機関投資家のアセット・アロケーションの手順です。
機関投資家は、大雑把に以下の手順で
資産配分を行ないます。
株式・債券・不動産等の資産配分を
検討・配分ウェイトを決定
↓
株式の配分が決まると、どのような
ポート・フォリオを形成するか検討します。
当然、インデックス運用でない場合は、
どの業界にフォーカスするかを考え、
業種別・テーマ別のウェイトづけを決定します。
この結果、業種別・テーマ別の売買動向
となって現れます。
また、このポート・フォリオの見直しも
業種単位・テーマ単位で行なわれ、
その結果、同様の売買動向となって現れると考えます。
■第2の理由
株式市場の特性として、投資先の選好に
偏向性と循環性がつきまとうことです。
偏向性→まず、ある銘柄群・ある業種・あるテーマが
他より選考して買われる性質があります。
このため、その業種・そのテーマに該当する銘柄は、
総じて同じ動きを伴います。
循環性→偏向性の結果、その業種・そのテーマに
対する買いニーズが一巡すると、
次の業種・次のテーマへのシフトが発生し、その結果、
先行銘柄群の売り・出遅れ銘柄群の買いとなって
循環のリズムが発生します。
■第3の理由
連想買いです。
ある銘柄群・ある業種・あるテーマに
属する銘柄、またはその一部の
銘柄群に売買ニーズが、発生すると、
連想が起こり、その銘柄群・業種・テーマに
属する他の銘柄・銘柄群に連想売買ニーズが、
連鎖的に起こります。
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